QQ(Qクオリティー) 卓球 ラバー レビュー
今回はMIZUNOさんのQクオリティーをレビューしたいと思います。
MIZUNOさんが満を持して発売した新商品で他所でもレビューがされていると思います。
広告もしっかりしていたこともあり、反響もそれなりに大きかった覚えがあります。
自分自身現在メインのラケットでバックにて使用していますので改めてレビューを投稿しようと思った次第です。
スペック
ラケット:フォルティウスFT ver D(88g)
F:Q5(特厚)
B:QQ(特厚)
サイドテープ有で大体183~4g。
カット後、約46~47g位だと思います。
軽打~中打(フォア打ち~前中陣ドライブ)
(反転してフォア打ちしています。)
打感は大分柔らかく、音も爽快な音が鳴ります。
ドライブだと当て擦り系の打ち方だとやや潰れ気味でロスを感じますが、擦りメインで打つと「キャイン」というような音と共に伸びる球が出ます。
弾道はやや低めで鋭いが、回転は掛かるのでしっかり台に収まります、
兎に角、素直な球が出るのと弾道が鋭い点が特徴かなと思いました。
ブロック側は凄い取りやすいとのこと。当てれば返る系でいい意味でも悪い意味でも綺麗な球。
この辺りが好みが出そうですね・・・。
強打(中陣~後陣ドライブ)
強打するとラバーがインパクトに耐えきれてない感を感じました。
露骨にロスを感じますし、球も浅く、走らない印象。
中陣位なら強引に行けなくもないですが、後陣くらいになると飛距離が出ずしんどいです。
引き合いに使うには少し厳しいと思いました。
バックハンド全般
自分が擦り打ちやミートが多いこともあり好印象でした。
普段からメインで使用している理由としては前陣での擦り打ち&ミートでの繋ぎが質と安定を高いレベルで両立していると感じたからです。
回転も掛けやすく、ミート系や面を合わせた繋ぎなども柔らかいので食い込ませやすくコントロールしやすいです。
打球音も「キュイン」や「パキン」と気持ちいい金属音が出るので本当に気持ちがいい。強くなれた気がする。
ただ、中陣からくらいなら引き返せますが後陣から引き返すのはフォア同様厳しいです。
中後陣からバックで打ち抜く方には厳しいですが、それ以外の方のバックはお勧めできると思います。
対下回転
ループ系は回転がかかるのでやり易いです。
弾道はやや低いのですが、持ち上がりはいいので安定感もあります。
フォアでもバックでもループのやり易さは変わりませんでした。
スピード系は強打の時と同様でややインパクトに負けがちです。
また、素直な球が行くのでラケットに当てられるとすんなり球が返ってくるので連打前提で打つのが良さそうです。もしくはコースを狙ってノータッチ狙い。
安定感はあるものの威力不足感は正直ありました。
台上系
特段やり辛さは感じませんでした。
回転掛かる分、ツッツキを切りやすいくらいでしょうか?
他所ではストップが浮くなどのレビューを見かけますが、自分は感じませんでした。
切るように止める癖があるのでその所為かもしれません。
フリックもチキータも回転掛けやすいのでやり易かったです。
打球感
柔らかく、金属音が凄い印象。
ふにゃふにゃラバーという訳ではないんですが、食い込ませて打つと柔らかさを強く感じます。
逆にシートの擦り打ちをするとコシというか硬さを感じられて非常に回転を掛けやすいと感じました。
しかし、インパクト強く行くと打感がスカっとして「ロスってるな・・・」みたいな打感に感じました。
総評
軽打~中打において非常に強いラバーだと感じました。
前陣~中陣でやりにくい技術は殆どなく、ミスが極端に減ると思います。
しかし、インパクトが強い選手には威力不足感を感じると思います。
一撃で決めれるような強い球は行きづらく、見た目では球が走っていてもブロック側が当てるだけで楽に返る綺麗な球が安定して出るのでラリーを意識することが必要だと思います。
フォアバック、繋ぎに使う側のラバーや、初中級帯がステップアップに使用するラバーとしてお勧めできると感じました。
上級帯の選手でも安定感や前陣でのプレーをメインにしている方なら十分に使えるラバーだと思います。
ラケットの組み合わせも特にこれといったことも無いと思いますが、今回使用したフォルティウスverD REとの組み合わせは非常に使いやすかったです。
フォルティウスverD RE めちゃくちゃいいラケットだからこれも今度レビュー投稿したいな・・・。