ラケット選びの基準 卓球ラケット
卓球ラケットには個体差というものが存在します。
レビューをする上で個体差による印象の違いというものが発生し、正しく情報を発信できないケースも多々あると思っております。
なのでレビューの箸休めがてら、自分がラケット選びで基準にしている点をまとめようと思います。
自分がどういった個体を選んでいるのか?というところをまとめることでレビュー記事がより正確に情報を伝えられるようにしたいと考えています。
〇重量
通販などで買う際には第一に気を遣う点です。
自分は87~92g程度を目安にして購入しております。やや重めの個体を選ぶことが多いです。
最近のラバーは重めのものも多く、軽いラケットに注目されていますが、自分はラケットの主張が強い方がコントロールがしやすく球が走ると感じるので重めのものを選びます。
軽い個体は弾みが弱めで打感もスカスカ感を感じるので、ラバーの主張に負けてラバーだけで打ってる感があるんですよね・・・。
〇球突きの感覚
実際にお店に行って買う場合は球突きをさせてもらって打感や打球音を確認します。
スイートスポットの広さや手にどれくらい響くかや打球音の高さで選びます。
なるべく打感があるものでスイートスポットが広く、打球音の高いものを選ぶようにしています。
手に響く感覚が木が詰まってる感があると尚ヨシといった具合です。
表面材が硬く、打感がしっかりあるものが自分は好みなのでこういった選び方をしています。
〇グリップの形状
これも実際に店頭に行って握って確認する必要がありますが、かなり大事な要素です。
グリップが変わると面の角度やグラつき方が全然変わるので重要視しています。
自分は手が小さく、またもともとSTグリップを愛用してたこともあり細目のグリップを選んでいます。適度に遊びがありつつしっかり握れるものが好みです。
現在はフォルティウスFTverDREのグリップをやすりで少し削って細くしています。
〇ラバーとの相性
これは実際に貼ってみて打たないと分からないですが、友人にラケットを借りて試打する場合には確認しています。
自分と同じラバーを使っている人のラケットを借りると違いが良く分かっていいです。
同じラケットでもラバーが違うと全然印象違うし、逆もまた然り。
あとは自分のプレイスタイルに近い上位選手の組み合わせをそのまま真似してしまうという手もあります。個人の感覚の違いはあれどよっぽど相性の悪い組み合わせにはなり辛い思います。
あと、同メーカーに統一するというやり方もあります。
メーカーもラケット開発する際、自メーカーの看板ラバーと合わせて試打している可能性が高いので相性がいい事が多いです。
〇最後に
自分はこんなところで選んでいます。
当然この基準の他に素材入りなのか?素材の種類はファイバー系かカーボン系か?そしてインナーかアウターか?など根本的な部分もあります。
しかし、この辺りの選定基準は各々が持っている為、あまり参考にならないとあえて書きませんでした。
自分は現役時代ゴリゴリのアウターカーボン(ティモボルスピリットやティモボルZLCなど)使っていましたが、今はフォルティウスFTverD REといった合板に近いラケットを使用しています。
それは練習量だったりプレイスタイルの変化から変更したものです。
具体的には練習量が減ると打球感を強く感じられ、弾みが控えめのラケットの方がミスが減るからというものになります。
あくまで今回上記の項目にて紹介したのは個体差による違いや、他社メーカーの似た立ち位置にあるラケットとの比較に使うものと考えています。
自分の意見が何かの参考になれば幸いです。