リベルタ ソリッドプロ 卓球 ラケット レビュー
今回はダーカーさんのリベルタソリッドプロをレビューしていきます。
某Yさんが絶賛し、拡散した影響で有名になってきた印象があります。
このラケットには旧ロットと新ロットがあり、性能に違いがあるらしいです。(接着方法などに違いがある?)
今回は新ロットのものをレビューしていきます。
スペック
ラケット:リベルタソリッドプロ(83g)
F:DNAプラチナXH(特厚)
B:キョウヒョウneo3(特厚)※ニッタク版
ファイバー系だけあって軽い。
FLグリップですがあまりエラ張っていない感じ。同社のセグナに近いと思います。
軽打~中打(フォア打ち~前中陣ドライブ)
思ったより飛びます。
持つ感覚が強く、掴んで飛ばす感じで飛距離が出ました。
ドライブは回転量を出して弧線を強く出すのが容易です。
操作性も良く、狙った場所にボールを送れる印象が強かったです。弧線高い為、安心感も有。
ただし、弧線が出過ぎて鋭い球は出しにくく、一発で打ち抜くような球は出しにくいと思います。
強打(中陣~後陣ドライブ)
飛距離はやや物足りなく感じます。
完全な木材系と比べれば飛距離出ますが、自分の力で持っていかないと浅い球になるので態勢崩れた時に狙われるような球が出がちです。
ただ、完全な体制で打つと回転量多く弧線の高い降ってくるようなドライブを打つことができます。
中国系のラバーを使ってこういう球を武器にしていくのも面白そうです。
バックハンド全般
スイートスポットの広さを感じます。
バックは当たる場所が散ってしまいがち(自分の技術力不足の為)ですが、このラケットは多少インパクトがずれてもいい球が行く印象です。
前陣でブロック、ドライブ、カウンターなど幅広くやり易かった。
中後陣で引き返すのは少ししんどさがありましたが、回転の掛けやすさはあるので変化をつけて繋ぐのも良かったです。
対下回転
弧線高く、持つ感覚が強いので食い込ませてもネットミスを気にせず振り抜けます。
反面、鋭い一発系は難しい。
とりあえずの入れるは安心感あります。
台上系
特にやり辛さはないです。
こういったラケットにありがちな触ったらぶっ飛んじゃうみたいなのも特になし。
打球感
ここを一番書きたかったです。
表面材はやや硬めで、軽打だとカキンというような打球感です。
持つ感覚も強くほとんど硬い木材5枚みたいです。
しかし、強打時や食い込ませたときにポコンというようなファイバー系あるあるな打球感がありました。
自分はこの打球感が苦手だったのでちょっと・・・となってしまいました。
ファイバー系や柔らかいラケットが苦手な方はちょっと注意した方がいいかもしれません。
総評
全体的に良くあるファイバー系と変わらない性能です。
正直特に目新しさはなかった、ゼクスギアファイバーやティモボルスパークとかに近いと思います。
ファイバー系の中では表面材が硬く感じたのでそれは好感触でした。おかげで台上も良く止まります。
飛びも他メーカーのファイバー系に比べて飛ぶということもなく、持つ感覚も大きく差は無いと感じます。
自分はファイバー系の性能は好きなのですが、打球感が苦手なので敬遠していました。
しかし、このソリッドプロは表面の硬い打球感が非常に良かったです。
強くインパクトした時はややポコポコ感ありますが・・・。
初~中上級で木材orファイバー系ユーザーに刺さる一本かと思います。
変化で点を取りたい人なら粘着とも相性良い。
打球感が許せるならファイバー系の安定感と弧線高さは大きな魅力ですね。
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ディグニクス09c 卓球ラバー レビュー
タマス(バタフライ)さんのテナジーに代わる新世代ラバー、「ディグニクス」シリーズから今回は09cをレビューしていきます。
ディグニクスシリーズの中でも粘着テンションという異質な立ち位置の本ラバー。他所でも基本最高評価なラバーですが、ついに自分も打つ機会を頂けたのでレビュー投稿します。
価格も業界最高峰なので譲ってくれた友人の懐事情が怖い。
スペック
ラケット:フォルティウスFT ver D(88g)
F:ディグニクス09c(特厚)
B:QQ(特厚)
サイドテープ有で大体186~7g。
一応、カット後50g微越え位かと思われます。
2週間ほど使用した中古品とは言え、伸ばし貼り無しでブレードに特に隙間無しという条件なので、ブレードギリギリに貼るとか伸ばし貼りすると50g切るかもしれませんね。
軽打~中打(フォア打ち~前中陣ドライブ)
軽打でも十分な弾みを感じました。飛ばせるし止めれる硬さも感じます。
音は硬いテンションラバーのような音、タマスあるあるな「キュイン!」というような音は鳴りません。
以上の特徴が「タマスらしくないな・・・」という印象でした。
かといって似たようなラバーもあまり思いつかない。
他社の粘着テンションと違って癖も無く、かといってテンションのようなボールとは少し違う・・・といった不思議なラバーです。
ドライブの回転量とスピードの総合力がずば抜けている印象。よくある「打ったら打っただけ」というようなラバー以上に「打ったら打っただけに+αして」というような球が出ました。この辺がタマスのオートマラバー感ありますね。
・・・最強ラバーでは?
強打(中陣~後陣ドライブ)
強打は流石に純粋なテンションラバーと比べると弾みが落ちます。
しかし、回転量があるので伸びが凄いです。
また、普通テンションラバーと違って打ったら打っただけ飛ぶ感じがあるのでフルスイングできればスピードもしっかり出る印象。(おそらくスポンジの硬さが影響している)
他社の粘着テンションと違って上がり過ぎたり、スピードが出しづらかったりしないので後陣でも一撃必殺の球を狙いに行けます。※勿論パワーがある前提ですが・・・
弧線は通常のテンションより出るが、他社の粘着や粘着テンションのような上がり方はしない、その中間位のイメージです。
セルボール時代に卓球やっていた身としては一番気持ちよく打てる軌道だなと思いました。
・・・やはり、最強ラバーでは?
バックハンド全般
流石に腕不足と感じました。
ラバーの硬度的にワンコースで振れる状況ならフォア同様いい球が出るんですが、オールでやると振れない状況で当てるだけや角度合わせて~みたいな繋ぎ方すると食い込まずに落ちたりします。
また、合わせる打ち方だと粘着だけあって相手の回転の影響を強く感じました。
バックで使うならきちんと振れる人、バック主戦の人、レシーブはチキータなど自分から回転を上書きするような技術を多用する人などにお勧めです。
正直自分には使えないレベルのラバーと感じました。
対下回転
フォアもバックも兎に角上がるし回転掛かるのでループもスピード系もやり易かったです。
タマス系でこんなに対下強いラバーは初めてなんじゃないでしょうか?
下回転打ちに難がある選手にも好感触あるラバーかなと思いました。
台上系
粘着テンションだけあってストップ止まるし、鋭いツッツキ切れるし、フリックも硬いのでやり易い・・・。チキータも回転が掛けやすく、操作性良かった。
言うことなしというほど良かったです。
打球感
硬い。タマス系のイメージで入ると多分想像以上の硬さを感じると思います。
粘着感はあまりないんですが、この硬さがダメという方は多いと思います。
なんかタマス系の感じじゃないんですよね・・・。
逆に他メーカーラバーの硬いものを愛用している方には気持ちのいい打球感かと思います。
総評
回転とスピードの総合力で言ったら最強ラバーと感じました。
ただし、タマスらしさが薄い。
タマスのらしさといえばオート感。50~60パーセントの力で打っても強そうな球が行く。
このラバーはそういったようなことがなく、打った分の威力に上乗せで回転と威力を乗せてくれる感じです。
80~90パーセントでしっかり打った時ラバーの真価を発揮しますし、伴って抑える技術もやり易い。
繋ぎや入れに行く球も変化をつけないと棒玉になりやすく、やはり中上級者向けのラバーだなと感じました。
ただ、初中級者レベルでも台に入れやすくはあるのでこれからこのラバーを使ってステップアップしていくというのもありなのかも・・・?(めちゃめちゃ高額ですが)
値段以外は非の打ちどころがないNo.1粘着テンションラバーといってもいいんじゃないでしょうか?
中級帯以上のフォア~超上級帯のバックまで幅広くおすすめです。
・・・自分もQ5寿命来たらすぐ09cに変えよう()
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Q5 卓球ラバーレビュー
MIZUNOさんの看板商品であるQ5を今回はレビューしていきます。
少し厳しい内容も有りなので苦手な人はブラウザバック推奨です。
2019年5月に発売されて以後、かなりのユーザーを獲得しているラバーかと思います。
TOP選手も使用しており、特に大島選手が使用していることが一番有名なところではないでしょうか?
自分がメインで使用しているラケット、フォルティウスFT verD REと相性がいいという話を聞き、貼り替えの時期が来たので思い切って替えてみました。
ラケットとラバーのメーカー合わせ、格好いいですよね。
スペック
ラケット:フォルティウスFT ver D(88g)
F:Q5(特厚)
B:ディグニクス09c(特厚)
サイドテープ有で大体186~7g。
意外と重量軽いです。やはりREシリーズはブレードが小さくて良い。
カット後50g前後だと思います。通常の157×100ブレードなら少しそれより重いくらい?
軽打~中打(フォア打ち~前中陣ドライブ)
かなりの好感触でした。
軽い力で飛ばせるし思ったように球が行きます。
ただし、思った以上のボールは行かない印象。
ネットミスもオーバーミスも自分の腕次第といった感じでラバーの補助で入ってくれるという感じではなかったです。
基本テナジー系っぽさあるんですがその辺りがV15っぽい。テナジーみたく勝手に飛ばないので止めるのも容易で良かった。
強打(中陣~後陣ドライブ)
ここがこのラバー最大の特徴だと思いました。
軽打の時点ではわりとオートマ系で、要所マニュアル感もある使いやすいラバー位だったんですが、強打では一転印象が変わります。
兎に角、凄まじい威力が出ます。振ったら振っただけ行く印象。
V15とかもそういう感じがあるんですが、Q5は変に荒れないので安定して入る。
なのに安定するんです。
テナジーとV15の合いの子みたいな感じでしょうか。
弧線も丁度中間くらい。回転も中間くらいです。
総合的な球威がテナジー、V15を超えるような唸る球がいくので打っていて楽しかったし、安定感もあるので試合でも使えるなと思いました。
バックハンド全般
バックハンドはやや印象良くなかったです。
普段擦り打ちでラバーが勝手に食い込んでくれというような打ち方なのでその打ち方だと引っ掛かりが足りない&食い込ませられないという印象。
当て擦り系の打ち方をすればフォア同様威力も出るし、安定します。(自分は当て擦り系の打ち方安定しないので安定しませんが・・・)
ミート打ちはやり易いのでバックはミート中心の人にも良いかもしれません。
対下回転
ループとスピード系で印象が違います。
ループは上がりますが回転は弱かったです。コース取りか変化で勝負しないと簡単にカウンターされそう・・・。
正直ここがこのラバーの一番弱いところではないでしょうか?回転系は微妙ですね・・・。
スピード系は滅茶苦茶良かったです。
中後陣ドライブの時のように唸る球が出ます。
試合で使うならこちらを中心に考えて展開作った方が良さそうです。
もしくはカウンターをカウンターで狙うのが良さそう。
台上系
特段特徴はありませんが、テナジーのような勝手に飛んでコントロール難しいみたなことはなかったです。
ストップ、ツッツキの回転がやや弱いくらい。
チキータはスピード系も回転系も違和感なくできました。スピード系のが威力のある感じでした。
打球感
V15の硬さ+シートテナジーっぽい感じ。テナジーと比べると引っ掛かりが若干弱さ感じるくらい。
強打時の気持ちよさはV15みたいな爽快感と快音でストレスフリーです。
総評
試合で使えるレベルのいいラバーでした。
弱い部分としては対下回転などの回転系は苦手。引っ掛かり感がもの足りなく感じたり、この辺が苦手な人は少なくないと思います。V15辺りと比べれば十分回転掛かりますが・・・。
代わりにスピード系の技術は得意といった感じでした。
とりあえず自分は寿命が来るまではフォア面で使っていこうと思います。
VISCARIA SUPER ALC レビュー
一発目から酷評になってしまいますが、
ビスカリアスーパーALCレビューです。酷評苦手な方はブラウザバック推奨。
2022年3月1日発売、Butterfly社が満を持して世に送り出したといえる、看板商品ビスカリアの名を引き継いだ2代目ビスカリア、ビスカリアスーパーALC。
発売から現在まで品薄状態になるほど売れ行き好調で、発売前からその期待値は最近のラケットの中ではぶっちぎりだったんじゃないでしょうか?
用具オタクの友達が早速買ってきてくれたのでレビューします。
スペック
グリップ:FL
重量:89g(通常ビスカリアより重めの個体が多いらしい)
F:ディグニクス09c
B:テナジー05
軽打~中打(フォア打ち~前中陣ドライブ)
この時点で飛びます。ビスカリアより圧倒的に飛びます。ZLCより飛んでそうです。
謳い文句通り、打球感はALCっぽいので球持ち分ZLCより飛んでるイメージです。
板厚はビスカリアより薄いんですが打球感はビスカリアよりも薄く、しなりもビスカリアのがあるように感じます。
球は深くいくんですが、打ってる感が無く、兎に角球が軽い印象。
反転してテナジーでも打ちますが余計に飛んでコントロールが難しく、打球感も悪くなりました。
強打(中陣~後陣ドライブ)
飛んで、コート深くいく、このラケットのいいところであり、最大の長所が活きる筈・・・
と思ったんですが、思った以上に強打しても打球感が薄いのと球離れが早く、しならないので回転が少なくなりがちで軽い球になります。
しならない分、相手の威力に押されないのでカウンター風なドライブは威力出ますが・・・。
バックハンド全般
前陣バックハンドは直線的で球離れが異様に早いのでしならない前提で回転よりスピードとピッチ重視するなら・・・といった感じ。
中陣~後陣でのバックで引き返すのはやり易さありました。しかし、球が軽いのと回転が薄いので台に入るか常に不安です。試合で振れないand振れても球軽いになりそう・・・。
台上系
正直台上系はラケットの性能よりもディグ09cが良すぎて特に問題なかったです。
ただ、チキータは打球感薄いので不安感が凄かった。スピードは出るのでノータッチを狙いに行くにはいいかもしれません。
ツッツキも鋭く切ってスピード重視だと点数にはなりそう。
打球感
一番ここについて書きたかった(本音)
ファーストタッチはALCのようなふわっとした感じからのボーンと突然はじき出される感じ。ZLCのようなキンキン系の打球感とはまた違うんです。
だから手にしっかり響いてこない、インパクトの瞬間を迎える前に既に飛び出し始めてしまってる感じ。
しかも通常ビスカリアを始めとしたButterfly社のALCラケットと違い全然しならないんです。
この飛び出しの速さとしならなさから回転が全然かけられない、自分の力でインパクトし辛いといった印象を持ちました。
飛びもラケットが勝手に~といった感じで悪い意味でのオート感が出てしまっている気がしています。
総評
ぶっちゃけもっと安い価格帯で似たようなラケットありませんでした?みたいな感じでした。まだZLCのが打球感もしなりもあって使いやすいし、他メーカーのぶっ飛びラケットなら1万以上安くなるでしょうし・・・
ディグ、テナジー貼ってこの印象だと中級層だととても価値を見出せないと思います。
超上級クラスになれば相手のボールに負けない打ち合いができる点が評価されそうですが、少なくとも超上級クラスの選手でも好みは分かれると思います。
合いそうな方は現在ALCやZLCのアウター系使っている人でかつ上級~超上級のプレイヤーでしょうか?
ラバーはディグ05よりは09c合わせたりキョウヒョウ系合わせるのが良さそうです。
今後、インナータイプでスーパーALCが出たりしたら面白いかもとは思いました。
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卓球用具_レビュー
卓球用具
卓球をやる上で必ず直面する問題、悩みだと思います。
初心者~上級者まで色々な悩みを持ちながら、新製品の波に揉まれてさらに頭を悩ませる・・・。あるあるだと思います。
そんな中、ネットの普及やYoutuberの台頭で使用レビューが気軽に見れるようになりました。
用具の高騰もあり、買う前にレビューを確認するのはもう卓球人にとって当たり前の文化になったのでは?と思っております。
ただし、そんなレビューにも少し思うことが・・・。
レビューがネットを通じて販売に大きく影響することがメーカーにも広く認知され始め、用具について、酷評をすることがタブーになりつつあるということです。
私自身、レビューサイトに酷評、または悪かった側面を少し混ぜたレビューを投稿することが何度かありました。しかし、その内容のレビューがサイトに載せられることはあまり多くありませんでした。(混ぜたものでも体感1/5くらい?)
私自身が感じた内容を嘘偽りなく直球に吐き出せる場所としてブログを立ち上げようと思った次第です。
今まで自分の使ったことのある用具や、借りた用具、新しく購入した用具などラバーラケットは勿論、ラケットケースやサイドテープなどの周辺用具までレビューしていきたいと思ってます。
最後にgati_takuのプロフィールを参考までに載せます。
良ければ宜しくお願い致します。
卓球歴:5~6年ほど
年齢:20後半
戦型:右シェーク裏裏